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2008年9月 7日 (日)

ミヤマシロチョウ  半透明の白い衣服

名前 ミヤマシロチョウ(深山白蝶)
分類 シロチョウ科
出現期 7月上旬~8月上旬 年1回発生
生息地 本州中部亜高山帯
私が出会った場所 長野県・烏帽子岳(8月上旬)

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 2008年8月上旬、湯ノ丸山と烏帽子岳に登った。湯ノ丸山の登山道に大きな看板が立っていた。そしてそこに群馬県嬬恋村の山地には群馬県指定のミヤマシロチョウ、ベニヒカゲ、ミヤマモンキチョウが自然の中で生息していること、捕獲等すると罰せられることが書かれていた。

 この3種類の蝶の中で、まだ出会っていない蝶、それがミヤマシロチョウだった。ベニヒカゲとミヤマモンキチョウとはすんなり出会うことができたが、ミヤマシロチョウとだけどうしても出会うことができなかった。しかたがないとあきらめたとき、白い妖精が目の前に現れた。初めての出会いだったので、それが本当にミヤマシロチョウかどうか自信がなかった。夢中で写真に撮り、家でその写真を確認し、ミヤマシロチョウだったのだと確信が持てた。

 北杜夫は『どくとるマンボウ昆虫記』で高山蝶は「小柄でも高貴な相がある」と形容している。そして「彼女らがもともと北国の冷たく清らかな大気から生まれたことがその一因であろう」と、彼女らの美しさの理由を説明している。そして、彼はミヤマシロチョウに次のような賛辞を送っている。

ミヤマシロチョウは、半透明の白い衣服しか身にまとっていない。それでも大衆の蝶モンシロチョウにくらべればあきらかにその棲息地が推測できる。

 ミヤマシロチョウという清楚な妖精がいつまでも生き続けてほしいと願う。

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