キツリフネ 私にさわらないで
名前 キツリフネ(黄釣舟)
分類 ツリフネソウ科ツリフネソウ属
花期 6月~9月
生育地 平地の渓流沿い、湿った林内
私が出会った場所 日本全国の山で普通
帆掛け船のような形をした黄色い花ということでキツネフネという名前がつけられた。赤紫の花をつけるツリフネソウと同じ仲間である。キツネフネはツリフネソウとくらべやや高いところに自生する。
学名は Impatiens noli-tangere 。属名Impatiensは「こらえきれないもの」という意味。Impatiensはインパチェンスという発音でホウセンカの仲間の属名である(日本で売られているインパチェンスはアフリカホウセンカ)。小種名noli-tangereは「私にさわらないで」。学名を属名、小種名と並べると「こらえきれない、私にさわらないで」となる。学名らしからぬ学名である。英名はTouch-me-not.フランス名はNe-me-touchez-pas、いずれも「私にさわらないで」花言葉も「私にさわらないで」である。
なぜこのような世界的な共通性がうまれるのだろうか。それは熟した果実が、軽く触れただけで音を立ててはじけ飛ぶという性質に由来している。ホウセンカの仲間の特徴である。
雨の礼文島で写真のキツリフネに出会った。女性的な花だと思った。清楚な美しさをまとったその花は「私にさわらないで」と語っているようだった。
◆ホームページ →幻の森
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