スミレ(菫) アテナイのシンボルであった花
名前 スミレ(菫)
分類 スミレ科スミレ属
花期 4月~5月
生育地 日本全土の人家付近から丘陵まで
私が出会った場所 埼玉県春日部市、杉戸町、久喜市 他
スミレにはたくさんの種類がある。写真のスミレは、スミレの中のスミレ。
人里に多く、「万葉集」にも登場するなど、古くから親しまれてきた花である。
古代ギリシャではスミレはアテナイのシンボルであったという。アテナイ人は墓にスミレを供えた。また、ローマ人はその風習を継承し、スミレを墓に捧げに行く日を「スミレの日」と呼んだという。
私は子どもの頃、野原で見つけたスミレを家に持ち帰り庭に植えた。その紫色の花が私を引きつけて放さなかったからである。スミレは枯れることなく、ずっとずっと庭の植えた場所で生きた。種もつけた。しかし、毎年知らず知らずのうちに種をつけているのだ。いつも気にしているのに、どうして花を見ることができないのかそれが不思議だった。大人になって閉鎖花の存在を知るまで。閉鎖花とは,花を開かずに,自分で種子を作ってしまう花。自宅の庭は条件が悪かったのか、スミレは花を咲かせず閉鎖花だけを作ったようだ。閉鎖花という存在を知らなかった私は、毎年、今年も花が咲いたのを見逃したと残念がったのであった。
私が勤務している中学校の駐車場にスミレが咲いていた。今でも、子どもの時のようにスミレにときめきを感じることができることが嬉しい。
撮影 平成20年4月 久喜市
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