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2008年6月 4日 (水)

ツバメ  先生、燕がきました

名前 ツバメ(燕) 
分類 スズメ目ツバメ科
出現期 夏鳥として3月~
生息地 市街地から山地の開けた場所
私が出会った場所 埼玉県・久喜市、杉戸町、宮代町 他・日本の各地で出会っている

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 ツバメは他の夏鳥に先駆けて日本にやってくる。夏鳥の多くは4月から5月にかけて日本にやってくるが、ツバメは3月・春の訪れとともにその姿を見ることができる。

 ツバメに関係する物語はいくらでも存在する。
 例えばアンデルセンの童話「親指姫」(ツバメは助けてくれたお礼に、親指姫を南の国へと連れて行き、そこで親指姫は花の国の王子と結婚する)
  例えば、オスカー・ワイルドの童話「幸福な王子」(この童話ではツバメは悲しい最後を迎える)
例えば女性解放運動のリーダー平塚雷鳥と年下の奥村博史という画家との恋愛から生まれた「年上の女性の愛人である若い男性」という意味を与えられた若い燕という言葉。
 例えば巌流島の戦いで有名な佐々木小次郎の得意技・燕返し。更に、燕軍団ヤクルトスワローズの活躍などなど。

 さて、私は中学の教師である。中学の教師で自然が大好きな私には、ツバメが登場する宝物のような詩がある。丸山薫の「北の春」という作品だ。

      北の春 丸山薫

       どうだろう
     この沢鳴りの音は
     山々の雪をあつめて
     轟々と谷にあふれて流れくだる
     この凄じい水音は

     緩みかけた雪の下から
     一つ一つ木の枝がはね起きる
     それらは固い芽の珠をつけ
     不敵な鞭のように
     人の額を打つ
     やがて 山裾の林はうっすらと
     緑いろに色付くだろう
     その中に 早くも
     辛夷の白い花もひらくだろう

     朝早く授業の始めに
     一人の女の子が手を挙げた
     ――先生 燕がきました

               詩集『仙境』

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