ショウジョウバカマ ショウジョウとは何か?
名前 ショウジョウバカマ(猩々袴)
分類 ユリ科
花期 4月~5月
生育地 山地の谷沿いや湿地
私が出会った場所 日光・戦場ヶ原、竜王峡、長野・戸隠森林公園、白馬山麓、新潟・角田山 他 山地のたくさんの場所で出会っている。
ショウジョウバカマは私が二度に渡ってその名前の由来を間違えた花だ。はじめ私はこの花を耳で覚えた。そしてこの花はショウジョバカマだと思った。要するに、少女袴、少女がはく袴である。図鑑を見てこれがショウジョバカマではなくショウジョウバカマだと知る。漢字で書くと猩々袴。猩々がはく袴という意味であった。ここで私は第二のミスを犯した。私はオラウータンがはく袴という意味にとったのだ。要するに私はその当時、猩々=オラウータンだと思っていたのだ。
確かに、オラウータンは猩々という呼び方で呼ばれることがある。私は、猩々という動物をエドガー・アラン・ポーの作品『モルグ街の殺人』で知った。翻訳されたその作品に猩々という動物が登場する、そしてそれはオラウータンのことだと書かれていた。そのためショウジョウバカマという名前を聞いたとき、オラウータンの袴のことだろうと認識したのだ。今から考えれば、昔から日本に存在するショウジョウバカマにオラウータンが使われるなどということがある可能性があるはずがないのは、自明の理なのであるが。
ショウジョウバカマの猩々は中国の伝説上の怪物・猩々のこと。人の言葉を理解し、酒を好むという。猩々の名がつく生き物としてショウジョウトンボがいるが、いずれもその赤い色から猩々の名前がつけられている。蛇足ではあるが、ショウジョウバエは赤さからではなく、酒を好むことから猩々の名前がついているのだという。
◆ホームページ →幻の森
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