ズグロカモメ 「白鳥の歌」若山牧水
名前 ズグロカモメ(頭黒鷗)
分類 カモメ科
生息地 干潟・河口
日本で見られる季節 冬鳥として飛来、九州以南ではよく見られるが、他の地域では少ない。
私が出会った場所 東京・葛西臨海公園
平成20年2月11日。葛西臨海公園に出かけた。とにかく今日はのんびりと鳥が見たかった。ただそれだけでよかった。初めて見る鳥に出合うことなど期待していなかった。しかし、出会いがあった。ズグロカモメ。ズグロカモメは頭黒鴎。ただ、冬の間は頭は黒くない。初めての鳥との出会いは、うれしいものだ。
ズグロカモメは絶滅が危惧される鳥である。その世界最大の繁殖地、中国遼寧省盤錦の湿原では、その保護活動が本格化している。
若山牧水に「白鳥の唄」という詩がある。
白鳥は 悲しからずや
空の青 海の青にも
染まずただよう
幾山河 越えさりゆかば
さびしさの はてなむ国ぞ
きょうも旅ゆく
いざゆかむ 行きてまだ見ぬ
山を見む このさびしさに
君は耐うるや
さて、この白鳥とは何だろう。「空の青 海の青にも 染まずただよう」という表現から、漂うようには飛ばないハクチョウではなく、海の上で漂うように飛ぶ白い鳥カモメであると推理できる。カモメは郷愁を誘う鳥である。寂しさの似合う鳥である。カモメの生態を知らなければ。
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