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2008年2月 3日 (日)

セグロカモメ  カモメと文学と物理学とのつながり

名前 セグロカモメ(背黒鷗)
分類 カモメ科
出現期 日本では冬鳥
生息地 海岸、港、河川
私が出会った場所 埼玉県・さいたま市岩槻地区、久喜市、杉戸町、東京都・谷津干潟、千葉県・船橋海浜公園、銚子港、茨城県・大洗海岸 他、冬の全国の港で

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 セグロカモメは私が住んでいる埼玉県杉戸町では冬に見られる鳥である。朝、ねぐらである海から川を遡ってくる。私は以前から印刷ミスのようについている、くちばしの赤い点が気になっていた。この赤い点の役割を、動物行動学者ニコ・ティンバーゲンが解明している。セグロカモメの雛は、餌をもらうためにこの赤い点をつつく。その信号を受け、親鳥は餌をはきもどし、雛に餌を与えるのだ。セグロカモメの雛は、嘴の縦の線と赤い点がの動きという信号刺激を頼りに親鳥を認識するのだ。このことを発見したティンバーゲンは動物行動学の研究でノーベル賞を受賞している。

カモメから世界が広がる。

 物理学において素粒子とは、物質の最小単位であり、現在その一つとして考えられているのがクォークである。そして、そのクォークという言葉は、20世紀を代表するイギリスの小説家ジェイムズ・ジョイスの長編小説『フィネガンズ・ウェイク』からとった名前である。
 作品の中に、鳥が「クォーク」と3度だけ鳴くシーンがあり、それと3種類のクォークをかけたのだという。その鳥はカモメであると説明している本があるが、本当にそうか自分で調べたわけではない。調べてみたい気もするが、『フィネガンズ・ウェイク』は「ジョイス語」と呼ばれる言葉で書かれているため、超難解といわれている本。柳瀬尚紀による全訳を文庫本でも手に入れることができるが、まだ挑戦には至っていない。

カモメは自然と物理学と文学をつなげてくれる鳥でもある。

撮影 埼玉県杉戸町古利根川 2月

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