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2007年8月18日 (土)

スミナガシ 「いき」の世界に生きる蝶

名前 スミナガシ(墨流)
分類  タテハチョウ科
生息地・時期 樹林の周辺・5月~8月
私が出会った場所 東京都・高尾山

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九鬼周造に『「いき」の構造』という著書がある。様々な「いき」について語られた名著である。いきな色については次のように語られている(抜粋)。

「いき」を表すのは決して派手な色ではあり得ない。「いき」の表現として色彩は二元生を低声に主張するものでなければならぬ。
「いき」な色とはいわば華やかな体験に伴う消極的残像である。(中略)温色の興奮を味わい尽くした魂が補色残像として冷色のうちに沈静を汲むのである。

「いき」な蝶は何かと問われれば、私は即座にスミナガシと答える。スミナガシは「墨流し」。水面に墨を流し、波状の模様をつくり、それを紙などに写し取るのが「墨流し」である。派手ではなく、それでいて地味でもない。まさに九鬼周造の「いき」の世界に生きる蝶である。

撮影 高尾山 平成19年7月

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2007年8月17日 (金)

ミヤマクワガタ  地元ではとれなかったクワガタ

名前 ミヤマクワガタ(深山鍬形虫)
分類 クワガタムシ科
見られる時期 7月~8月
生息地 平地から山地の林
私が出会った場所 東京都・高尾山(7月) 、長野県・秋山郷(8月)

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  ミヤマクワガタは漢字で深山鍬形。深山に棲むクワガタムシという意味である。しかし、実際は山奥に行かなければ見ることができないというクワガタムシではない。東京では高尾山のような低山で見ることができる。ただ個体数は多くない。

  私が子どもの時、近くの雑木林でとれたクワガタは、コクワガタとノコギリクワガタの2種類。ミヤマクワガタは図鑑でのみ出会える憧れのクワガタだった。

  そんなミヤマクワガタに高尾山で出会った。子どもの時の私とは違い、今の私はクワガタはとらない、いやとる、ただ写真で撮るのだが。

  子どもの頃のときめきに出会うということは、とてもよい体験である。

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撮影 上 7月 東京都・高尾山
    下 8月 長野県・秋山郷

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2007年8月16日 (木)

ルリボシカミキリ 憧れの中の憧れ

名前 ルリボシカミキリ(瑠璃星髪切)
分類  カミキリムシ科
出現時期 6月~9月
生息地 平地・山地の森や林
私が出会った場所 東京都・高尾山(3号路・山頂…7月下旬)

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憧れの虫というのがいる。ルリボシカミキリはその中の一つだ。虫屋にはこんなものも見ていないでよく虫好きといえるな、などと言われそうだが、そうなのだから仕方がない。

ルリボシカミキリに初めてであったのは高校の文化祭。私の家の隣にある高校の生物部はその文化祭で毎年昆虫の標本を展示していた。その中で私がもっとも美しいと思ったのが、ルリボシカミキリだった。生物部の人たちに一つくれないかと頼んだことを記憶している。あのときはもらえたのだったろうか?毎年、標本のルリボシカミキリには出会えたが、生きたルリボシカミキリにはずっと出会えないでいた。

ところがこの日、私は高尾山では何度も何度もルリボシカミキリに出会った。今まで出会えなかったことが不思議なほどに。
展示してあったルリボシカミキリも美しかったが、生きているそれの美しさといったら…

撮影 平成19年7月  高尾山

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2007年8月15日 (水)

アオカナブン  思い出との出会い

名前 アオカナブン
分類 コガネムシ科
見られる時期 7月~8月
生息地 低山から山地
私が出会った場所 東京都・高尾山

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 アオカナブンとの最初の出会いは今でも鮮明に覚えている。あれは父と二人で館林のツツジを見に行ったときのことだ。小学生にはいるかはいらないかの時だったのではないだろうか。そのとき、私は生まれて初めてアオカナブンに出会った。その輝きのまぶしかったこと。

高尾山の頂上で、アオカナブンに出会った。懐かしい思い出がよみがえった。

撮影 高尾山 7月

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