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2006年10月 7日 (土)

ヤマカガシ ヤマカガシの腹の中から仲間に告げるゲリゲの言葉

名前 ヤマカガシ(山楝蛇)
分類 ナミヘビ科
生息地 平地から山地
私が出会った場所 栃木県・日光(小倉山)

Img_69931

日光の小倉山でヤマカガシに出会った。ヤマカガシは近年まで無毒の蛇と考えられていた。軽く噛まれた程度では毒が人体に入り込むことはあまりないためである。しかし、ヤマカガシは毒を持っていた。ヤマカガシが持つデュベルノイ腺毒は毒性が強く、いったん体内に入り込むと、全身に出血が見られ、死に至ることもあるという。穏やかな性格でめったに人を噛むことはないようだが。

ヤマカガシの写真を撮るために、薮に入ったとたんガササササ!という大きな音とともにもう一匹のヤマカガシが姿を現した。もう少しで踏みつけるところであった。もし踏みつけでもしたら噛まれていたかもしれない。危ない危ない。

ヤマカガシは地域による色彩の変化が多い蛇である。写真のヤマカガシは関東地方産で黒と赤、黄色の斑紋がはっきりしている。関西地方では、斑紋がはっきりしないものが多い。

カエルの詩人・草野心平に「ヤマカガシの腹の中から仲間に告げるゲリゲの言葉」という長いタイトルの詩がある。

痛いのは当たりまへぢやないか
声をたてるのも当たりまへぢやないか
ギリギリ喰はれてゐるんだから
おれはちつとも泣かないんだが
遠くでするコーラスにあはして唄ひたいんだが

というカエルのゲリゲの独白によって構成された詩である。
小倉山で撮影したヤマカガシの写真を見ていたら、ふとその詩が頭をよぎった。

撮影 平成18年9月23日 日光・小倉山

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