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2006年4月 9日 (日)

タカオスミレ(高尾菫) 高尾山の思い出とともに

名前 タカオスミレ(高尾菫)
分類 スミレ科
花期 3月~4月
生育地 高尾山
私が出会った場所 東京都・高尾山

Img_3679_2春休みの最後の日曜日を使って、高尾山に出掛けた。高尾山は私の記憶に残っている中では、この世に生を受けて初めて登った山である。

確か小学1年生の時ではなかっただろうか。その頃の私が一番こころときめかせていたのは昆虫採集だった。特にチョウに心惹かれていた私は、捕虫網を持って父と共にこの山に登った。

寺山修司がなくなった後、彼を偲ぶ演劇が上演された。彼の初期の代表作『毛皮のマリー』はそのトップとして上演された。そのオープニングシーン、暗闇の中、捕虫網を持った少年達が浮かび上がる。幻想的に捕虫網を操る少年達は美しかった。そして「懐かしい」という気持ちで満たされた。

 今から20年以上前の話である。おそらく私だけでなく、多くの観客が捕虫網の少年に「懐かしさ」を感じたはずである。明らかに、懐かしさを伴った美しさを狙った演出であった。さて、いまの子どもたちが大人になったとき、果たして捕虫網の少年は懐かしさ呼び起こすだろうか?高尾山に登りながら、そんなことを考えていた。

Img_4387_2

高尾山は動植物の宝庫である。高尾山の名前が付いている植物もある。その一つがタカオスミレ。ヒカゲスミレの葉の表面が焦げ茶色から黒紫色になったもので、高尾山で初めて採取されたことからその名前が付いている。

 今年の冬は寒さが厳しく、花の時期も遅れ気味ということで、タカオスミレに会えるかどうか心配であったが、日影沢で見ることができた。
高尾山に登ってから約40年。かつての昆虫少年は、昆虫だけでなく、花、鳥、両生類、キノコなどなどさまざまな生き物に興味を持って、この場所に戻ってきた。 

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