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カテゴリー「自然」の記事

2012年1月 5日 (木)

身近なWhat A Wonderful World チョウゲンボウ

早朝、まだ日が昇る前、鋭くけたたましく鳴く声が聞こえてくる。

ふとんから起き出し、部屋の窓を開けると向こうの電柱のてっぺんにチョウゲンボウというタカがとまっていた。ずっととまっているのでカメラを用意して写真を撮った。

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こんな町中にタカがいるなんて、誰か他に気づいているかな。

2012年1月 4日 (水)

身近なWhat A Wonderful World ツミ

昨年の夏の話。久喜市役所に提出物を届けに行ったときのこと。駐車場で鋭くけたたましくなく声が聞こえてくる。声の聞こえてくる方に歩いていってツミというタカの子どもを見つけた。複数の子どもがいるところを見るとこの近くで巣立ったのだろう。

その日は休みを取っていたので、自宅にカメラを取りに行き、再び市役所を訪れた。そうしたらカメラマンが何人もきていた。どうやら鳥好きには連絡が回っているようだ。

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散歩している人たちの多くは、このタカの存在を知っていた。散歩しながらタカの巣立ちを見守っていたという。こんな自然とのおつきあい、いいなと思う。

2011年5月14日 (土)

第5回自然劇場

Img_0182re平成23年5月8日。今年初めての自然劇場を日光で開催することになった。
東日本大震災の後ということがあり、開催するかどうか迷った。

全国的に旅行を自粛する傾向があったからだ。
日光滝尾神社周辺・小倉山自然公園は崖崩れを心配するような危険なところはない。
何度も行った場所ではあるが、下見に行き、そこで旅行者が戻ってきている状況を目にし、開催することにした。
ただ、保護者の中には心配する方もあるだろうと思い、希望者のみという形にした。全員希望であったが。
新1年生10人も全員参加することになった。

今年の夏の上演劇は『怪談の多い料理店』、第6話のタイトルは『幻の森』。
七つ森中学校に幻の森が現れるという話だ。
私は劇を上演するときに、部員が世界を共有することを大切にしている。
今回は学校に現れる森を共有してほしかった。そして、共有する森を日光に求めた。

日光の素晴らしい森に、ただ行くだけではもったいない。
それで今年も鳥や花を事前学習してから行くことにした。
自分が撮りためている写真を使い、部全体を複数のグループに分けてクイズ合戦をする。それを何回か行った。
驚いたのは2年生の中に鳥について非常に詳しくなっている生徒がいたことだ。
「鳥博士」というあだ名がついてもいいくらいに豊富な知識を身につけていた。

楽しみながらたくさんの鳥を覚え、それぞれが見たいあこがれの鳥を決めた。
鳥も目的の場所に行って間もないうちは、「鳥だ」「また鳥だ」で面白いが、それだけでは1日興味を持続するのは難しい。
「オオルリだ。何てきれいな青なんだ」「キビタキだ、黄色がきれい」「このスミレはヒナスミレ、そしてこれはエイザンスミレ」
、ただ名前を覚えるだけではなく、それぞれの美しさ素晴らしさまで感じるレベルまで高めた自然観察は面白い。
感性も磨かれ、それが演技の向上にもつながる。

さて昨年、上級生全員がオオルリを見ているので、今年のあこがれの鳥はミソサザイが多かった。
ただオオルリは美しい。何度見ても美しく心ときめかされる鳥だ。
生徒たちもそうあってほしかった。

今年は観察を始めてすぐオオルリが見られた。みんな大喜びだった。
そして、今年はもう一つの青い生き物を見ることができた。
それはトカゲ。学校でよくみかけるトカゲは正式名称・カナヘビ。青い尾をもってはいない。

Shizengekijo_tokage1_2青いトカゲを見るのは全員初めてということで、みんな大喜び。
はじめは怖がっていた生徒も、先輩が全然怖がらなく「かわいい、かわいい」というので、
そんなものなのかなと思い次第次第に「怖い」が「かわいい」に変わっていった。あこがれである先輩の影響力はすごい。
私は部活のこんな空気が好きだ。

ヒトリシズカの花も見ることができた。
この花は第6話に七つ森に伝わる伝説として出てくる花。
この時点では登場が決まっていなかったが、全員がこの花を見ることができたこともよかった。

実は、今回の自然劇場の中で、今まで出会いたいと願いながらも出会えないでいた植物のひとつに出会った。花はまだ蕾の状態だった。私は部員にすてきな秘密を話すように、その植物について話した。「これはずっと出会いたいと思いながら、出会えないでいた植物なんだ」Shizengekijo_ko
私はどうしてもその花の写真が撮りたくて、翌週再び日光を訪れ、その花の写真を撮った。地味だけど美しい花だと思う。
この花の名前はここに書くと検索にかかるので、書かないでおく。

※写真はこの日に撮ったものではありません。この日のイメージにあったものを選びました。 撮影者…斉藤俊雄

2011年2月27日 (日)

運のゲーム

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運のゲーム
Golf is a game of luck,
and the more you practice,
the luckier you get.
(ゴルフは運のゲームだ。そして、練習すればするほど幸運は手に入る)

 これは、2011月1日の読売新聞夕刊で道尾秀介氏が有名なプロゴルファーの言葉として紹介したものだ。何度か直木賞の候補にのぼり、とうとう賞を受賞した彼が伝えたいと感じた思いをよく表していると感じる。

 昨日、久しぶりに埼玉県のとある場所に鳥を見に出かけた。そこで珍しい鳥に出合った。その名はキレンジャク。キレンジャクは黄レンジャク。尾の先が黄色いことからその名が付けられた(ちなみにレンジャクは連雀。キレンジャクとそっくりで尾の先が赤いヒレンジャクという鳥もいる)。埼玉県で出合ったのははじめてだ。

 情報もなしに出かけた場所で、珍しい鳥に出合えるのは運である。そして、その鳥が写真映えする場所に止まってくれるかどうか、そしてすてきなポーズを撮ってくれるかどうかも運だ。昨日は梅の花に囲まれた場所に止まって格好良くポーズを決めてくれた。運がよかった。

 「鳥見は運のゲームだ、そして、経験を重ねれば重ねるほど幸運は手に入る」と言えそうだ。この言葉、後半の言葉を少し変化させることで様々なものに当てはめることができるかもしれない。写真にも、そして演劇にも。

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◆写真 キレンジャク 平成23年2月26日(土)撮影 埼玉県

2011年1月 5日 (水)

涙、涙

  第1回の通し。4人のOGと受験を控えた2人の3年生、計6人が観に来てくれた。いつものことながら、第1回目の通しは台詞を間違える、台詞が抜ける等のミスが飛び交ったが、それでもほとんど止まることなく最後までたどり着くことができた。それにしても6人はよく泣いてくれた。私は鼻をすする音がとても心地よかった。

  引退・卒業してまでもずっと「よしだし」をし続けてくれる先輩。涙、涙の「よしだし」は説得力があった。あこがれの先輩達にほめられる喜び、それが成長の原動力になる。明日はまた一回り大きくなってくれることだろう。

  実は、今日の舞台は、重要な役を担う2年生1人が38度の熱で突然休んでしまうという状況の中、1年が必死でセリフを覚え台本なしで代役を務めたのだった。先輩がそのような状況を知らずに感動してくれたことを考えると、よくやったとほめてあげていいだろう。

2010年3月22日 (月)

第3回自然劇場 フクロウを見に行く

  フクロウという鳥を知らない大人はまずいないだろう。しかし、実際に見たことがある人はどれくらいいるだろう。3月6日(土)に行われた関東に向けての演劇部保護者会で、そのことを質問してみた。保護者の中にフクロウを見た方は一人もいなかった。もちろん部員の中にも一人もいない。鉄は熱いうちに打て。鳥に興味を持つようになった部員たち。今、フクロウに出会えば、その興味は体の奥深くまで染み通るだろう。ということで保護者の協力を得て保護者会終了後、私たち演劇部はこの冬、久喜市近隣に定着したフクロウを見に行った(4人の保護者が車を出してくださった)。目指すフクロウの名はコミミズク。冬に北の国から日本に渡ってくるフクロウの仲間だ。

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  目的地到着後、10分近く土手を歩いた。その時、突然コミミズクが飛び立った。みんなでそのフクロウを追った。10人を超える女子中学生が双眼鏡片手にフクロウを追って走った。全国でもあまり目にすることがない風景ではないだろうか。絶滅が危惧されているコミミズクの存在よりも、こちらの方が珍しい存在かもしれない。

 さきほどのフクロウは土手に降りしばらくの間そこでじっとしていた。しかし、近くを通った車に驚きフクロウは飛び去り、視界から消えていった。

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 がっかりしている部員を、野鳥好きのおじさんたちが土手の下から手招きで呼んでいる。野鳥好きのおじさん方はフィールドスコープ(鳥を見るための望遠鏡)で部員たちに前述のフクロウとは別の個体のフクロウを見せてくださった。おじさん方はとっても優しく部員達は大喜び。今日もよい練習ができた。

写真 2枚ともコミミズク この日は雨だったので良い写真が撮れなかった。この写真は一週間前に下見で訪れた時に撮ったもの。

2010年3月21日 (日)

第2回自然劇場 白鳥舞う多々良沼

 第2回の自然劇場の開催地予定地は群馬県の多々良沼。はじめは2月6日(土)に出かける予定だった。しかしこの日は暴風が吹き荒れるという予報のため前日、延期を決めた。朝起きた時は風はなく日差しも暖かだった。思わず、判断を誤ったかと思ったが、9時頃から風が吹き出し、午後になると暴風が吹き荒れた。もし、強行していたら「野鳥観察なんてもうこりごり」という思いをしただろう。延期は2月11日(木)の建国記念の日に。ところがこの日も悪天候で更に2月13日(土)に延期。ところが2月13日(土)は雪。結局2月14日(日)に出かけた(みんなバレンタインデーでも大丈夫だというので)。雪で化粧された多々良沼は美しかった。
 多々良沼は久喜から東武伊勢崎線を使って乗り換えなしで行くことができる。隣の群馬県だが遠くはない。毎年100羽を越える白鳥が訪れることで有名である。今年はNHKのニュースでも紹介されていた。部員たちは生まれてはじめて見る白鳥に大はしゃぎだった。オオハクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウの3種の白鳥を見ることができた。また、サプライズとしてコハクチョウの亜種である珍鳥アメリカコハクチョウまで見ることもできた。コバルトブルーに輝く水辺の宝石カワセミもみんなで見ることができた。
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 ここでの野鳥観察の第一の目的はタカ類を見ることだった。関東で上演する劇『七つ森』の中でタカが重要な役で登場するからだ。劇中に「タカだ、タカだぞ」と叫んで、登場人物達が悠然と空を舞うタカを眺めるシーンがある。それをみんなで体験したかった。幸いこの日はノスリ、オオタカ、チョウゲンボウ、トビの4種類のタカを見ることができた。タカの舞を共有した部員は劇の中でこの時のタカの舞を思い出し、生きた表現をしてくれることだろう。この日は何と1日で50種類の鳥を見ることができた。この日も遊びであり勉強でもある楽しい練習ができた。

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写真
上 アメリカコハクチョウ
下 オオハクチョウ
撮影日 平成22年2月14日(日) 多々良沼
撮影者 斉藤俊雄

2010年3月20日 (土)

第1回自然劇場 昭和池

 私は演劇部が行う自然観察の会を自然劇場と呼んでいる。自然の劇場に出向いて、そこで自然のドラマに触れる。第1回の自然劇場の舞台は昭和池。久喜中から自転車で20分程度のところにある水鳥の宝庫である。この自然劇場のために一週間のほとんどを野鳥の紹介に費やした。理科室にある鳥の図鑑を借り、全員に配布した。自分が今まで撮りためていた写真も使い、クイズを出しながら自然劇場で見ることができそうな鳥を紹介した。

 _mg_8719re_2_mg_8739re自然劇場の本番、1月30日(土)は絶好の鳥見日和。部員は池に浮かぶたくさんのカモに大はしゃぎ。全員が次の劇で重要な役割を演じる鳥を感じることができた。ちょっとしたサプライズもあった。鳥にとても詳しくなった部長が「あれ何ですか?」と聞いてきた。その、鳥は昭和池では珍しいカンムリカイツブリだった。トータルで34種類の鳥を見ることができた。美しいものは心を豊かにする。私はこんな取り組みが大好きだ。野鳥観察は遊びであり、楽しみであり、勉強であり、そして表現を伸ばす大切な練習である。
◆写真

カンムリカイツブリ

コゲラ
撮影場所 久喜市昭和池 【平成22年1月30日(土)】
撮影者・斉藤俊雄

2007年6月 9日 (土)

アカショウビン 奥胎内にて

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鳥見をはじめて18年。様々なところに出かけ、様々な鳥に出会った。
ところがどうしても出会えない、鳴き声は聞けるのだがどうしても姿を見ることができない鳥がいた。それがアカショウビン。

アカショウビンの個体数が多いことで知られている、新潟県の奥胎内にでかけ、ついにアカショウビンに出会うことができた。しかし…その姿を写真に残すという点では、満足のいく成果は残せなかった。

写真に残すのは次の楽しみとするとしよう。

撮影 平成19年6月2日 新潟県奥胎内

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2006年6月13日 (火)

武満徹『Vision in Time』展

6月11日(日) 『武満徹 in Vision』展をみるため、オペラシティにでかけた。
そこで武満徹の次のような言葉に再会した。

◆私は、音を使って作曲するのではない。私は音と協同( コンポレート)するのだ。だが、私が、時に(作曲家として)無力感に捉えられるのは、私がまだ協同者の言葉をうまく話せないからだ。   『時間の園丁』

私は自然を題材に劇を創り続けてきた。それは苦しくも喜びに溢れた取り組みだった。そして今、私は劇だけではなく、自然を題材に写真を撮るということにも喜びを感じている。ただ、私は写真を撮る際にも、ただ自然を使って作品を生み出すのではなく、自然と協同( コンポレート)しようと考えている。無力感にさいなまれつつ…

6月5日(月) 体育祭の振替休で訪れた、奥日光で撮影したカワガラス。

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