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カテゴリー「旅行・地域」の記事

2008年2月26日 (火)

暴風の日光

 先週は、体調が悪く何とか仕事場に出かけるという状況だったが。週末に体調が戻ってきたため、どこかに行きたくて仕方がなくなった。
 ということで2月24日(日)、強風の中、日光に出かけた。
 雪の中の鳥の写真を撮ろうと思った。それと、集中して英語の学習をしたいと思った。
東武日光線の快速に乗って、いざ日光へ。
 電車の中というのは学習に集中できる場所である。学習は大変はかどった。途中、強風による倒木のため今市市の手前で列車が30分近く停車した。しかし、学習に集中しているため、停車時間は気にならなかった。予定より、30分遅れて、日光に到着した。その時点では、杉並木が倒壊するほどの強風が吹き荒れていたということは知らなかった。バスで奥日光まで行こうかとも考えたが、列車が遅れたことと、6時までに戻らなければならない用事があることから、小倉山周辺を歩くことにした。小倉山周辺の遊歩道は、風で飛ばされた枝が折り重なっていた。さすがに、これはちょっと危険かもしれないという思いが頭をよぎる。鳥も風に飛ばされ、写真を撮るような状況ではなかった。が、そんな状況も面白いと写真を撮ろうとしたが、自分までも飛ばされそうで、鳥にピントを合わせるどころではなかった。
 このようなところに長居は禁物と、早々に引き上げることにした。そして…、駅に着くと東武線は全面ストップ。復旧のめどは立たないという放送が流れていた。JR日光線の振り替え運転が行われているというので、JR日光駅に向かった。JRにも遅れが出ていたが、なんとかかんとか自宅にたどり着くことができた。最近は、このような状況にもいらいらしないで済むようになった。列車が動かないことにいらいらするかわりに、列車が動かないことで集中して学習できる時間が増えたと考える。列車や駅の待合室というのは本当に集中のできる場所である。先日は、あまり集中しすぎて、目の前に到着した列車に気がつかず、更に1時間次の列車を待つという嬉しい状況を生み出したりもした。
 夜のニュースで強風がもたらした惨状を見て、ちょっと日光にでもというのが、危険と隣り合わせの軽率な行動だったと認識した。 妻は東武野田線を使いさいたま市まで出かけようとしたが、強風と沿線火災で線路上で途中下車を余儀なくされるという体験をしたようだ。
 落ちはというと、まっ、二人とも無事でよかったということです。

 撮れた写真は自宅近くでも見られる鳥ばかり。それはそれでいいのだが、わざわざ強風の中、日光に来たのだから……。下のようなコゲラの写真が撮れた。

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2008年2月 3日 (日)

学び ~たとえば四万温泉で~

Img_2434_3   よい仕事をするためには勉強をしなければならない。常に勉強をしなければならない。ただ、その勉強が狭い範囲に限定されるようではいけない。旅行も行かずに勉強するのではなく、旅行に行きながら勉強する必要がある。旅行に行ったときまで勉強しなくても…、という言葉はあまり意味がない。私にとっては旅も学びの一つであり、旅先の方が学びが捗るという事実もあるからである。特に創作に関しては、旅は最も有効な手段の一つであり、多くの文豪が旅を愛したことも、それと無縁ではない。

 1月19日(土)から20日(日)に妻と二人で四万温泉に出かけた。今回は温泉三昧、料理三昧、勉強三昧が目的。行きの列車はひたすら読書。「脳を活かす勉強法~奇跡の強化学習~」(茂木健一郎)を一気に読み、読了。続いて、「風が強く吹いている」(三浦しをん)を読み始める。

 宿泊場所は四万たむら。ちょっと贅沢な旅館である。とにかく温泉の種類が多く楽しめる。旅館は2時から部屋に入ることができた。すぐに温泉に向かう。そして、もどってからは英語の勉強。脚本作りのため休んでいた、NHKの英会話上級を11月号から2月号までの4ヶ月分一気に読む。頭が疲れたところで再び温泉を楽しむ。入浴後は今度は、脚本の直し。2月10日の市民芸術祭、そして関東に向けて練り直しをする。60分以内という時間制限があるため、10分短くしなければならない。ある程度目鼻がついたところで食事。食事は部屋出し懐石。美味である。 

 食事後は読書と英語の勉強。眠くなったところですぐ夢の世界へ。温泉暖房で夜も快適。
 翌朝は5時に起き、すぐに温泉へ。その後、朝食まで読書。「風が強く吹いている」(三浦しをん)を読み進める。ただ、あまり心が動かない。物語が万引きで始まることが私の心を動かなくさせている。
 チェックアウトは11時。ここの時までに脚本直しが完成する。帰りの列車では「MISSING」( 本多孝好)に収録されている、「祈りの海」と「祈灯」を読む。読書に飽きたら、英語の学習をする。

 私は白州次郎の「贅沢に磨きをかけなければいけない」という言葉が好きだ。高級旅館に泊まるというだけの贅沢などではない。そこで学び、創作する贅沢。そんな自分に磨きをかける贅沢をしていきたい。

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2008年1月25日 (金)

回顧2007 旅

昨年の一年間の旅を記録してみた。★は登山、○はハイキング、自然観察。

1月
  ○六義園~明治神宮(東京) 
     ルリビタキ♀、オシドリを観察
2月
  ○小淵沢(山梨) 
     ミヤマホオジロとオオマシコの写真が撮れた。
  ○上野不忍池(東京)
     カモとカモメを楽しんだ後オルセー美術館展に。
  ○葛西臨海公園(東京)
     タシギなど。
  ○多々良沼(群馬)  
     オオタカ、ハクチョウ3種、ミサゴを観察
3月
  ★ 四阿屋山(埼玉・秩父)
     セツブンソウ、フクジュソウの花を楽しむ。
  ○ 三毳山(栃木)
     カタクリを見に行く。今年は暖冬の影響で花が早い。
  ○田島ヶ原(埼玉)
     サクラソウを楽しむ。
4月
  ★高尾山(東京)
     この日は裏高尾を訪れる。カタクリを楽しむ。
  ★角田山(新潟)
     オオミスミソウ、カタクリ(白花を含む)。瀬波温泉で一泊。
  ★臥牛山(新潟) 
     低山中の低山。コシノバイモ、キバナノアマナの群落。
  ○谷津干潟(東京)
     ダイシャクシギ、セイタカシギなどのシギの仲間。  
  ★坪山(山梨) 
     ヒカゲツツジで最近人気の山。イワウチワも美しい。
  ○三毳山(栃木) 
     イチリンソウの群落。
  ○県民の森~塩原遊歩道(栃木)
     アカヤシオ、オオルリ。大和屋旅館に宿泊。
5月
  ○裏磐梯(福島)
     オオルリ、キビタキ、ミソサザイ。民宿と猫魔ホテルに宿泊。
  ★高尾山(東京)
     今年2回目の登山。
  ○戸隠森林公園(長野)
     マミジロとの初めての出会い。民宿に宿泊。
  ○八方ヶ原(学校平)~沼原湿原(栃木)
     カツラの花が木を赤く輝かせている。
  ★三毳山(栃木)
     頂上まで登る。トンボの数・種類が増えてきた。
6月
  ○奥胎内~福島潟(新潟) 
     アカショウビン初見、オオルリ、キビタキ、コヨシキリ。
           奥胎内ヒュッテに宿泊。
  ★本沢温泉~八ヶ岳【硫黄岳~横岳~赤岳】(山梨)
     ツクモグサ、カモシカ、ホテイラン。
     本沢温泉、赤岳展望荘に宿泊。
  ○入笠山(山梨)
     雨の中の自生のスズラン。雨が激しく登山は断念。
7月
  ★高尾山(東京)
     ミヤマクワガタ、ルリボシカミキリ。暑かった。
  ○小川町オオムラサキの里(埼玉)
     オオムラサキ、ウスバカゲロウの写真撮影に成功。
8月
  ★水の塔山・東篭の塔山・池ノ平湿原(長野)
     高峰温泉で湯につかる。池ノ平湿原で、コマクサ。
  ○四万十川周辺(高知)
     トンボ公園でトンボ多数。
     ホウェールウォッチングでイルカの大群。四万十で2泊。
  ★大菩薩峠(山梨)
     雷に追いかけられて下山。大菩薩の湯に。
  ○葦毛湿原(愛知)
     希少植物多数観察。
  ★雲取山(埼玉~東京)
     雲取山山荘に宿泊。シラヒゲソウ、ミヤマモジズリ。
9月
  ○塩原渓谷遊歩道(栃木)
     タマゴタケ他のキノコ多数。大和屋旅館に宿泊。
10月
  ○栃木のある場所
     タガメを見に行く。生まれて初めてタガメを見た。
  ○湯野上温泉(福島) 
     カンタンの撮影に成功。しかし誤って消してしまう。
  ○吾妻渓谷(群馬)
     今年は紅葉が遅いため、一週間早かった。
11月
  ★一切経山~東吾妻~東小富士(福島)
     浄土平の紅葉は既に終わっていた。登山後、高湯温泉に。
  ★妙義山(群馬)
     紅葉の真っ盛りだった。下山後、妙義温泉に。
12月
  ○石見銀山~鳥取砂丘(島根~鳥取)
     雪の大山が美しい。玉造温泉に宿泊。

 こうやって書き出してみると、ずいぶんたくさんの場所に出かけたものだと思う。こんなに遊んでばかりいては、昨日ブログに書いたような勉強なんて、本当にできたのだろうかと訝る人もいるだろう。しかし、私の勉強がもっとも捗るのは、旅行に出かけたときなのである。仕事(授業)のアイディアも旅行中に浮かぶことが多い。私には遊びと勉強の明確な境界線がない。遊びは勉強であり、勉強は遊びである。英語の猛勉強は旅行先でも行われていた。せっかくの旅行くらいという人もいるが、これだけ旅行に出かけていれば、せっかくというまくらは必要ない。

 自然を楽しみ、写真を楽しみ、山登りを楽しみ、温泉を楽しみ、料理を楽しむ、読書を楽しみ、英語の学びを楽しむ、時として脚本を作り、授業のアイディアを紡ぎ出す。私にとっての旅はそんな楽しみに満ちている。

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2006年10月11日 (水)

那須の紅葉 姥ヶ平~朝日岳

平成18年10月11日、2学期生に伴う秋休みの最終日、那須に紅葉を見に出かけた。曇りから雨となるあいにくの天気であったが、それでも十分に満足できる紅葉であった。那須の紅葉は素晴らしい。

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ロープウェイ山頂駅からおよそ15分の牛ヶ首から見た紅葉。ここから姥ヶ平へ下っていく。

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姥ヶ平から見た茶臼岳。背景が青空でないのが残念。ここから牛ヶ首に戻って朝日岳山頂を目指した。

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朝日岳に向かう道で見られる紅葉。
山旅を終え、塩原温泉に向かい温泉で疲れを癒した(私は個人的に那須の温泉より塩原の温泉が好き)。

今日の行程
ロープウェイ山頂駅~牛ヶ首~姥ヶ平~牛ヶ首~避難小屋~朝日岳山頂~峰の茶屋~ロープウェイ山麓駅~塩原温泉

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2006年8月 6日 (日)

尾瀬2日目 尾瀬ヶ原一周 

平成18年8月6日(日)

尾瀬の2日目。尾瀬ヶ原を一周した。炎天下の中、1日で20㎞以上歩いた。
食虫植物のナガバノモウセンゴケが花を咲かせていた。
今は「夏の思い出」という歌によってミズバショウのイメージが強い尾瀬であるが、学術的に尾瀬を有名にしたのはナガバノモウセンゴケである。本州以南では尾瀬以外にはこの植物を見ることはできないという。
ミズバショウも美しいが、虫を捕らえてえさにするナガバノモウセンゴケにはミズバショウにはない妖しい美しさがある。

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さて尾瀬はトンボの種類が多いことでも有名である。今日一日でたくさんのトンボの写真を撮ることができた。その中から私が特に心惹かれる瑠璃色のトンボを2種類紹介したい。

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 ◆ルリイトトンボ

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 ◆オゼイトトンボ

4度目の尾瀬。いつの季節に訪れても、何度訪れても尾瀬はすてきな場所だ。

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2006年8月 5日 (土)

尾瀬1日目 至仏山登山  オゼソウとアリドオシラン

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 平成18年8月4日(土) 尾瀬・至仏山  オゼソウ

至仏山は花の山で有名である。日本百名山にも選ばれている。
今まで何度か登山を試みたが、いつも雨で断念した山である。
至仏山は蛇紋岩が隆起した山であり、その蛇紋岩はとても滑りやすく、雨の中歩くのは大変な危険が生ずるため断念せざるを得なかった。

今回は見事な晴天に恵まれ、無事山頂にたどり着くことができた。
花の山・至仏山には他の場所ではあまり見ることができない植物が多く存在する。オゼソウもその中の一つだ。尾瀬の名を冠したその植物はとても地味な花で、この日も「えー、これがオゼソウ。きれいじゃないね」などといった侮辱を受けていた。

確かに地味な花ではある。しかし、私はこの花が夕方の斜めから差し込む光を浴びている姿を逆光で見たとき、美しいと思った。

さて至仏山で心ときめく出会いが一つ。そんな出会いの相手はアリドオシラン。親指ほどの大きさの小さなラン。花は小指の爪くらいだったろうか。初めて出会った。

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2006年2月13日 (月)

旅 井頭公園・羽田沼 水鳥を楽しむ

2月11日(土)・12日(日)の2日間、鳥見の旅に出かけた。
出かけたのは栃木県真岡市・井頭公園と大田原市・羽田沼。特に水鳥を楽しんだ。

PICT0045-1 パンダのような顔つきからバンダガモとも呼ばれるミコアイサ。
私が働いている久喜市にある昭和池でも見ることができるが、警戒心が強くなかなか近くで撮影することができない。井頭公園のミコアイサは人からえさをもらうことはないが、けっこう近くまで寄ってくる。

PICT0115-1 こちらも埼玉ではお目にかかることの多くないヨシガモ。
このカモを羽田沼で多数見ることができた。

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2006年1月14日 (土)

ハワイ固有の自然を求めて2~ハワイ紀行5~

PICT0025-1 ハワイ固有の自然が残る森、ハカラウ森林国立野生動物保護区にはオヒヤの木と呼ばれる木が多い(オヒヤという響き、日本人の私にとってはちょっと心地よい響きであった)。その木は年に2回レフアという花を咲かせる。木と花が別の名前で呼ばれているのだ。この木と花は、女神ペレがその仲を引き裂いたという悲恋の伝説が存在する。

◆若くハンサムな若者オヒアはがキラウエアの地にやってきたとき、火の神ペレはオヒヤに一目惚れしてしまう。しかし、オヒヤにはレフアという恋人がいた。オヒアはペレの愛を拒む。怒ったペレはオヒヤを木に変えてしまう。嘆き悲しむレフアを、神が可哀想に思い、赤い花にしてオヒアの木に咲かせるようにした。◆

KOWA0011-1_edited そんなオヒヤの森には、スズメ大のかわいらしい鳥ハニークリーパー(蜜吸い)の仲間などがたくさん生息している。私たちはハカラウ森林国立野生動物保護区で3種類のハニークリーパーを見た。その3種類は次のような特徴を持った鳥である。

Amakihi アマキヒ 緑が混じった黄色、黄色が混じった緑といった鳥で。この個体数は多い。
 IIwi イーヴィー(写真…あまりに動きが素早くぼけてしまったのが残念) 全身と嘴の赤い鳥。大きな声でよく囀る。一番見たかった鳥であり、一番個体数の多い鳥でもあった。
 Apapane アパパネ イーヴィーよりも赤みの濃い小さな鳥。

ハワイのハニークリーパーの種類は他の地域と較べ圧倒的に多く、一種から五十種以上に進化したといわれている(ただその多くはすでに絶滅している)。もしダーウィンがガラパゴスよりも先にハワイに来ていたら、進化論はハワイで生まれただろうという学者もいるそうだ。

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★ ハカラウ森林国立野生動物保護区での探鳥を満喫して車に戻ると、車の下に雛をつれたNene ネネがいた(左写真)。ネネはハワイの州の鳥である。カナダガンが進化(退化)した鳥で、水かきが小さく、飛ぶための胸の筋肉が落ちている。肉食獣のいないハワイならではの鳥なのだ。以前はもっと低い場所にも棲んでいたようなのだが、この鳥もマングースなどの生息する低い場所から追われ、高地でのみ生活する鳥になってしまったようだ。
ネネのたどった道を知って演劇について考えた。水辺で生活することがなくなったネネは、水かきが退化した。渡りをする必要がないネネは胸の筋肉が落ちた。使わないものは退化する。演劇もただその場その場を楽しむ作品ばかりになってしまえば、奥深さを感じることができるような味蕾は退化してしまうだろう。そういう意味で、演劇はネネにはなってはいけないのだと思う。
ただ、ネネはかわいい。特に今回のような子連れであれば、そのかわいさといったら…。

PICT0048-1帰り道、ハワイの山々が夕日を浴び美しかった。
写真はフアラライ山。 朝7時に出発してホテルに着いたのが夜7時過ぎ。12時間のハワイ固有の自然に出会う旅はとても充実したものとなった。Hawai'i Nature Explorersの長谷川久美子さんの「何としても楽しい時を過ごしてもらう」という姿勢は素晴らしい。次にハワイを訪れることがあれば、またお世話になりたい。

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