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2014年1月 5日 (日)

明日また劇がやりたいと思わせてくれる言葉たち

 1月4日と5日、合わせて7人のOGがリハーサルを見に太東中を訪れた。15年前活躍した先輩たちだ。当時上演した『生命の交響曲(いのちのシンフォニー)』は新聞紙上でも大きく取り上げられ、1200人定員の久喜総合文化会館大ホールが満員立ち見となった。また、世界的な映画監督であるイランのアボル・ファズル・ジャリリ監督が太東中演劇部の練習を観に来て、その取り組みを絶賛し、それが読売新聞で紹介されたのもこの代のことだった。休憩も含めて3時間近くになる演劇を中学生が上演したこと、その劇に1000人以上の観客が訪れたということはけっこうすごいことだったと思う。

 15年後、彼女たちもアラウンド30となった。そんな彼女たちが、最新作『アトム』を見て、声を出して笑ってくれ、そして終わった後は大きな拍手をして「よかった」「よかった」と口々に言ってくれた。

 現部員は彼女たちの舞台やダンスを映像で見ている。そのうちの一人は現在、桟敷童子というプロの劇団で活躍している。そんな先輩たちを、昨年の初めまでは「神」という言葉で表現していた現部員が、最近は「神」という言葉を使わなくなった。先輩を「神」という手が届かない存在ではなく、あこがれそして目標とする先輩として考えるようになったからだと思う。そんな目標としている先輩の一人が「私たちってこんなに上手かったっけ」なんてぽつりと言ったりするのだから、それは現部員たちは嬉しい。明日もこの劇をやりたいという気持ちでいっぱいになる。

 明日は本番前日。部員たちは、通しは1回ではなく2回やりたいと主張してくる。台詞が完全になじむまでやりたい、納得がいくまでやりたい、そう口々に言う。

 現在は大会に60分という時間制限があるため、以前のような長大な劇はできない、でも劇を観た先輩たちは「根っこは同じですね」と言う。15年前、彼女たちの先輩たちも明日また劇がやりたいという言葉を投げかけてくれた、そして、今も先輩たちはいつもそんな言葉を投げかけてくれる。先輩たちはいつも劇の魅力を伝えてくれる。

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