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2012年3月29日 (木)

私にできること

4月号で掲載される自作『ふるさと』の作者の言葉として次のような文を送った。

 数年前に自作を上演してくれた学校の一つが、津波の被害にあったことを知った。その学校の惨状を写真で見て、胸が締めつけられた。それからずっと考えてきた。自分に何かできることはないだろうか。自分だからこそできることはないだろうかと。そして、辿り着いたのが「ふるさと」だ。元気になれる劇が創りたいと思った。観た人が元気になれる劇、そして、それによって上演した人が元気になれる劇。

 「ふるさと」は古川里美(=ふるさと)が転校してきたことで、故郷を嫌いだった子どもたち全員が故郷を好きになる話だ。内容に震災と関わる部分はないが、あの日のことを思い続けて書いた。部員の引率を考慮すると、被災地での上演は簡単ではない。しかし、私一人なら出かけられる。被災地で、この劇を上演したいと思う方がいたら、手伝いに行きたい。上演ということになれば観に行きたい。そして応援したい。元気になる手助けがしたい。今心からそう思っている。

関東での発表の後、この思いは更に強くなっている。今、この思いの実現のために私は動き出した。

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