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2012年1月 7日 (土)

黒い赤とんぼと私たちの劇

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この黒っぽいトンボの写真をどう感じるだろう。あまり興味を抱く人はいないだろう。野外でこのトンボの写真を夢中で撮る人がいるだろうか。

私は自分たちが取り組んでいる劇について、詳しく紹介する。魅力を自ら語る。私はそうすることは必要なことだと信じている。

私が取り組んでいるのは中学生の劇だ。中には中学生の劇というだけで「あまり面白いものではないだろう」と判断してしまう人もいる。だから私は饒舌に魅力を語る。

さて、写真のトンボに話を戻そう。私は、この秋、乗鞍高原でこのトンボに出合った。そして夢中でこのトンボを追いかけ、写真を撮った。はじめて出合うトンボだったが、直感で、赤とんぼの仲間だと思った。日本に黒い赤とんぼがいることは本の知識で知っていた。これがきっとその黒い赤とんぼだと思った。それは、正解だった。家に戻ってから図鑑で調べ、これがムツアカネという黒い赤とんぼだと同定した。

中学生の演劇はこの写真のようなトンボのようなものだ。そこに存在していても、気がつかれずに見逃されてしまう。しかし、上の写真に「黒い赤とんぼのムツアカネ」という説明がつくと、黒くて地味なトンボに少し興味が湧くということもあるのではないか。「黒い赤とんぼ?なんだそりゃ。赤とんぼは赤いから赤とんぼだろうが。黒い赤とんぼってなんだ」なんて。中には立ち止まってみてくれる方もいるかもしれない。

このトンボを追いかける人は多くはない。多くはないが、追いかける人はかなりのトンボ好きである。だから遠くからこのトンボに会いに来る人もいる。黒い赤とんぼはどこにでもいるトンボではないのだ。

私たち中学生の劇を観に来る人も多くはない。でも、嬉しいことに昨年は長崎からわざわざ観に来てくれる方もいた。今回の新作『ふるさと』も、県外からわざわざ観に来てくれる方がいる。ムツトンボのような存在になるのもいいなと思う。数は少なくとも、心から愛してくれる方に観てもらいたいと思う。

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