フォト

最近のトラックバック

« あの時から 3 ~8月から10月~ | トップページ | 三郷北高校演劇部から届いた感想 »

2011年10月16日 (日)

新作『ふるさと』 今の私にできること

 Img_1494東日本大震災後の日本で自分は何ができるか?多くの人が考えていた。多くのスポーツ選手が芸術家が教師が考えていた。教師であり、芸術に関わりを持っている私も、私なりに考えていた。

そんな時に、神戸で勤務している先生からメールをいただいた。そのメールには、6年前神戸のある中学校で生徒会が『降るような星空』を上演したこと、そして、今年再び神戸のある中学校で生徒会が『降るような星空』の上演を予定していることが記されていた。

『降るような星空』の上演が、阪神淡路大震災と深く関わりを持つ取り組みとなった(なっている)ことを知った。

『降るような星空』は震災を題材にしたドラマではないが、この劇の中に震災の中で起きた出来事と重なる部分があるのだという。私は神戸という場所で自作が何らかの形で役に立っていることに、うれしい気持ちでいっぱいになった。そうなのだ、私にできること、私らしくできること、それは劇を創ることだ。

 いくつかの報道を通して、歌が東日本大震災の被災地の人々に勇気や希望を与えたという事実を知っ1img_1666た。歌と同様に演劇も心の栄養となり得るはずだと思った。そんな劇を創りたい。被災地の中学生がいつの日か上演したいと思える劇、上演した後に勇気や希望がもてる劇を。

 『降るような星空』がそうであったように、震災を描く必要はない。何か人のあたたかさに触れる劇にしたい。そう思った。そんな思いから『ふるさと』という劇を今創っている。地震も津波も出てこない。転校生は登場するが、被災地からの転校生ではない。おそらく過去を描いた物語となるだろう。ただ、今の日本と重なる過去の物語となるはずだ。

写真 ヒナザクラ(青森・八甲田山 2011年8月)
         ヒナウスユキソウ(エーデルワイスの仲間 山形・月山 2011年8月)
  今年の夏は東北の山に登った。

« あの時から 3 ~8月から10月~ | トップページ | 三郷北高校演劇部から届いた感想 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143900/52999096

この記事へのトラックバック一覧です: 新作『ふるさと』 今の私にできること:

« あの時から 3 ~8月から10月~ | トップページ | 三郷北高校演劇部から届いた感想 »

最近の写真