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2011年2月 2日 (水)

私が選んだ花

 外山滋比古『ライフワークの思想』を読む。

 彼はライフワークを、「文字通り生涯の仕事であって、晩年になって初めて結実する」と定義している。ライフワークを何にするかは「様々な花からみずからの好むものを選び、その次に、どうしたらそれを自分の力で咲かせることができるかを考える」必要があるという。

 私はすでにその花を選び終えている。私が選んだ花は演劇、それも中学生のための演劇である。それが、私が選び咲かせたいと願っている花だ。多くの人が知らずにいる、その魅力を伝えたい。

 絶妙なタイミングでジャパンライム株式会社から演技指導用DVD制作の協力依頼があった。タイトルはまだ確定したわけではないが、現段階の仮のタイトルは『久喜中学校・斉藤俊雄氏にみる演劇指導術』。

 ジャパンライム発行のカタログやホームページで、現在発売中のDVDのラインアップを見て驚いた。全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で全国制覇の広島観音寺高校、一昨年の紅白でいきものがかりのバックコーラスを務めた合唱の豊春中、全国吹奏楽コンクール金賞20回の習志野高校吹奏楽部などなど。

 それぞれのジャンルの猛者が選抜されている中に、久喜中を加えてもらえたことは光栄だ。

 外山滋比古『ライフワークの思想』には酒について次のように書かれている。

 「酒は一日にしてできるものではない。ねかす発酵のための時間が必要だ。朝から晩まで酒のことばかり考えて、一日に何度も桶の中をつついたりしたら、かえって酒にはならない」

 発酵の時間は十分だったか問われれば、簡単にイエスと答えることはできないのだが、そろそろ酒として出す時が来たと思う。その酒がおいしいかどうかはわからない。しかし、私は発酵させてきた酒を倉から出すことにした。

 自分の指導法が演技指導に思い悩んでいる人たちにとって福音となるとよい。撮影は2月19日(土)、久喜中学校で行われる。

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