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2011年2月 1日 (火)

充電期間と50歳

 ファーブルが『昆虫記』の第1巻を書いたのは55歳の時であった。ファーブルはこの年、肺炎にかかり重体に陥った。多くの人がファーブルはもう駄目だと思ったという。しかし、彼は回復を遂げた。そして、昆虫記は生まれた。彼は長すぎると言っていい充電期間を経て傑作『昆虫記』を書き始めた。しかし、それは生まれない可能性もあった。

 私は50歳になる前の数年を充電期間と決め、ブログを書くことよりも充電することに力を注いだ。しかし、50歳は若くはない。充電はし続けながらも、それ以上に放電する時が来たのではないかと思う。放電せずに終わりたくはない。自然科学の法則とは違い、放電したからといって自分の中にあるエネルギーが弱まる心配はない。

 最近50歳を超えてから大きな仕事をした人の人生が気になるようになった。その一人がアンリ・ファーブルだ。私が『昆虫記』を面白いと感じるのは、それが単なる昆虫についての科学的な記述ではなく、そこに彼の人生と思想が語られていることによる。ファーブルにとっての昆虫は、私にとっての演劇なのだと思う。演劇とその周りにある世界の魅力を語っていきたいと思う。

 50歳になり、人生本当に面白いのはこれからだと思っている。

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