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2011年1月27日 (木)

思い出を生かす

 『マルテの手記』は高校生の時愛読した本だ。難解ではあったが、心惹かれる箇所が多数あった。30年以上前に買った新潮文庫版は、今見ると字が小さく、老眼が始まった私にとって読みやすくはない。その読みにくい本を、読み返した。アンダーラインが引かれた箇所の多くは、今でも心惹かれるものだった。

「思い出を生かすためには、人はまず年をとらなければならないのかもしれない」

 高校生の私はこのような文章にアンダーラインを引いていたのか。『マルテの手記』を読んだのは17歳、私は若かった。今、アンダーラインが引かれたこの文を読み、これは17歳の私が、今の私に送ったメッセージなのではないかと思った。

 私は昨年秋、50歳になった。50歳は、思い出を書くのが似合う年齢かもしれない。

 『マルテの手記』に書かれた「思い出を生かすことに取り組んでみたい。ただ、昔を懐かしむだけの思い出ではなく、今につながる、そして今の自分に力を与えてくれる思い出を書きたい。その日のことが語られるのではなく、その日に胸に去来した思い出が語られるブログがあってもよいのではないか。昨日まで書いたブログ『サンタが町にやってくる』は、そんな思いを胸に書いた。

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