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2010年3月に作成された記事

2010年3月22日 (月)

第3回自然劇場 フクロウを見に行く

  フクロウという鳥を知らない大人はまずいないだろう。しかし、実際に見たことがある人はどれくらいいるだろう。3月6日(土)に行われた関東に向けての演劇部保護者会で、そのことを質問してみた。保護者の中にフクロウを見た方は一人もいなかった。もちろん部員の中にも一人もいない。鉄は熱いうちに打て。鳥に興味を持つようになった部員たち。今、フクロウに出会えば、その興味は体の奥深くまで染み通るだろう。ということで保護者の協力を得て保護者会終了後、私たち演劇部はこの冬、久喜市近隣に定着したフクロウを見に行った(4人の保護者が車を出してくださった)。目指すフクロウの名はコミミズク。冬に北の国から日本に渡ってくるフクロウの仲間だ。

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  目的地到着後、10分近く土手を歩いた。その時、突然コミミズクが飛び立った。みんなでそのフクロウを追った。10人を超える女子中学生が双眼鏡片手にフクロウを追って走った。全国でもあまり目にすることがない風景ではないだろうか。絶滅が危惧されているコミミズクの存在よりも、こちらの方が珍しい存在かもしれない。

 さきほどのフクロウは土手に降りしばらくの間そこでじっとしていた。しかし、近くを通った車に驚きフクロウは飛び去り、視界から消えていった。

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 がっかりしている部員を、野鳥好きのおじさんたちが土手の下から手招きで呼んでいる。野鳥好きのおじさん方はフィールドスコープ(鳥を見るための望遠鏡)で部員たちに前述のフクロウとは別の個体のフクロウを見せてくださった。おじさん方はとっても優しく部員達は大喜び。今日もよい練習ができた。

写真 2枚ともコミミズク この日は雨だったので良い写真が撮れなかった。この写真は一週間前に下見で訪れた時に撮ったもの。

2010年3月21日 (日)

第2回自然劇場 白鳥舞う多々良沼

 第2回の自然劇場の開催地予定地は群馬県の多々良沼。はじめは2月6日(土)に出かける予定だった。しかしこの日は暴風が吹き荒れるという予報のため前日、延期を決めた。朝起きた時は風はなく日差しも暖かだった。思わず、判断を誤ったかと思ったが、9時頃から風が吹き出し、午後になると暴風が吹き荒れた。もし、強行していたら「野鳥観察なんてもうこりごり」という思いをしただろう。延期は2月11日(木)の建国記念の日に。ところがこの日も悪天候で更に2月13日(土)に延期。ところが2月13日(土)は雪。結局2月14日(日)に出かけた(みんなバレンタインデーでも大丈夫だというので)。雪で化粧された多々良沼は美しかった。
 多々良沼は久喜から東武伊勢崎線を使って乗り換えなしで行くことができる。隣の群馬県だが遠くはない。毎年100羽を越える白鳥が訪れることで有名である。今年はNHKのニュースでも紹介されていた。部員たちは生まれてはじめて見る白鳥に大はしゃぎだった。オオハクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウの3種の白鳥を見ることができた。また、サプライズとしてコハクチョウの亜種である珍鳥アメリカコハクチョウまで見ることもできた。コバルトブルーに輝く水辺の宝石カワセミもみんなで見ることができた。
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 ここでの野鳥観察の第一の目的はタカ類を見ることだった。関東で上演する劇『七つ森』の中でタカが重要な役で登場するからだ。劇中に「タカだ、タカだぞ」と叫んで、登場人物達が悠然と空を舞うタカを眺めるシーンがある。それをみんなで体験したかった。幸いこの日はノスリ、オオタカ、チョウゲンボウ、トビの4種類のタカを見ることができた。タカの舞を共有した部員は劇の中でこの時のタカの舞を思い出し、生きた表現をしてくれることだろう。この日は何と1日で50種類の鳥を見ることができた。この日も遊びであり勉強でもある楽しい練習ができた。

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写真
上 アメリカコハクチョウ
下 オオハクチョウ
撮影日 平成22年2月14日(日) 多々良沼
撮影者 斉藤俊雄

2010年3月20日 (土)

第1回自然劇場 昭和池

 私は演劇部が行う自然観察の会を自然劇場と呼んでいる。自然の劇場に出向いて、そこで自然のドラマに触れる。第1回の自然劇場の舞台は昭和池。久喜中から自転車で20分程度のところにある水鳥の宝庫である。この自然劇場のために一週間のほとんどを野鳥の紹介に費やした。理科室にある鳥の図鑑を借り、全員に配布した。自分が今まで撮りためていた写真も使い、クイズを出しながら自然劇場で見ることができそうな鳥を紹介した。

 _mg_8719re_2_mg_8739re自然劇場の本番、1月30日(土)は絶好の鳥見日和。部員は池に浮かぶたくさんのカモに大はしゃぎ。全員が次の劇で重要な役割を演じる鳥を感じることができた。ちょっとしたサプライズもあった。鳥にとても詳しくなった部長が「あれ何ですか?」と聞いてきた。その、鳥は昭和池では珍しいカンムリカイツブリだった。トータルで34種類の鳥を見ることができた。美しいものは心を豊かにする。私はこんな取り組みが大好きだ。野鳥観察は遊びであり、楽しみであり、勉強であり、そして表現を伸ばす大切な練習である。
◆写真

カンムリカイツブリ

コゲラ
撮影場所 久喜市昭和池 【平成22年1月30日(土)】
撮影者・斉藤俊雄

2010年3月19日 (金)

すてきな遠回り

   3月14日(日)、およそ2ヶ月ぶりに『七つ森』を通した。表現は格段に向上していた。『七つ森』を意識しつつ、あえて『七つ森』から離れたこの2ヶ月は有意義だった。この2ヶ月に行ったことはダンスの練習、3年生を送る会で合唱部とのコラボレーションとして発表した『ふるさと』のアカペラによる三部合唱、そしてそこに挿入される谷川俊太郎の『生きる』の朗読の練習、などなど…。3年生を送る会では演劇部全員が呼びかけの有志としても参加した。

  今回の劇は鳥が重要な役割を担っている。そのために3回野鳥観察に出かけた。この体験で部員は野鳥を肌で感じることができた。鳥が大好きになったことも大きな収穫だった。身近にいるのに今まで気づくことがなかった数々の野鳥。そんな野鳥の美しさ、かわいらしさに触れ感動する。その感動が表現の引き出しとなる。そして、そんな引き出しが増えることで表現は磨かれる。関東の本番までまだ一週間もある。これからこの劇がどれだけ変わるのか、楽しみ、楽しみ。

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