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2008年1月 7日 (月)

夢は夢見ることから始まる~山陰を旅して思うこと~

 12月27日~29日の3日間、山陰(鳥取・島根)を旅した。
1日目の宿泊は鳥取県米子市にある米子全日空ホテル。米子は私にとって大切な場所だ。昨年米子市の2校の中学校が自作・「夏休み」を上演している。「私は、ここで私の作品を上演した人たちと出会っているのかもしれない」、滞在中にそんなことを考えた。上演した先生から「中学校が水木しげるさん出身の境港市に近いこともあり、(自作「夏休み」は)生徒、 保護者、職員ともども親しみやすい内容で、好評を得ました」というメールをいただいていた。「夏休み」にはたくさんの妖怪が登場する。その妖怪達が取り持つ縁といったところか。時間があれば境港市の水木しげるロードが見たかった。私は「ゲゲゲの鬼太郎」の大ファンである。40年前の私は鬼太郎が連載されていた少年マガジンの発売を楽しみにしていた(読み始めた頃のタイトルは「墓場の鬼太郎」だった)。

 私は卒業を迎える生徒たちによく自分の夢を語る。
「自分が書いた脚本が全国各地で上演される」
これは20年前の私が語った夢の一つである。ある生徒は、その夢の実現を信じ、ある生徒は笑った。それは悪意のある笑いというものではなく、私の冗談が面白いといった笑いであった。私も、あまり真面目に言うと恥ずかしいので、冗談ととられてもいいといった感じで語ったことを記憶している。しかし、私は本気だった。

 聴覚障害を持ちながらスキーのジャンプで活躍した高橋竜二選手は彼を特集したテレビ番組でこう語った。「夢は夢見ることから始まる」。私は、彼のこの言葉をとても大切にしている。私の作品は今、全国で上演されるようになった。もちろんそこに至るには幸運もあった。しかし、夢の実現は、夢見たことから始まった。

 私は夢見たことの一つが、夢ではなくなったことをかつての教え子に伝えたく、ペンネームを使わず本名である斉藤俊雄で書き続けている。かつての生徒がどこかでこの名前に出会ったとき、私だとわかるように。そして今、私は新たな夢を夢見ている。

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