回顧2007 演劇3 劇団桟敷童子
2007年に私が出合った演劇の回想を続けよう。
私はここ数ヶ月のうちに上演された作品をすべて観ている劇団がある。それは劇団桟敷童子。
私の教え子が先日この劇団に入ったためだ。彼女曰く、「劇団の作品世界が先生が創ってきた世界と似ている」。送られてきたチラシには彼女の名前が本名で載っていた。昨年の11月、私はこの劇団の2作品連続上演を観に出かけた。『博多湾岸台風小僧』と『しゃんしゃん影法師』。どちらも美しい舞台であった。役者も達者である。懐かしい世界に出会ったという感覚があった。それは泥臭い中に美しさがある世界。美と醜があざなえる縄となって絡み合い、その絡み合いから新たな美が立ち上がる世界。この劇団の生み出した作品のいくつかは、岸田國士戯曲賞の候補にもなったようだ。
劇団桟敷童子の『泥花』が中野光座で明日から上演が始まる。もちろん観に行く。さて、今回はどんな世界に連れて行ってくれるのか、今から楽しみである。
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