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2006年2月に作成された記事

2006年2月13日 (月)

旅 井頭公園・羽田沼 水鳥を楽しむ

2月11日(土)・12日(日)の2日間、鳥見の旅に出かけた。
出かけたのは栃木県真岡市・井頭公園と大田原市・羽田沼。特に水鳥を楽しんだ。

PICT0045-1 パンダのような顔つきからバンダガモとも呼ばれるミコアイサ。
私が働いている久喜市にある昭和池でも見ることができるが、警戒心が強くなかなか近くで撮影することができない。井頭公園のミコアイサは人からえさをもらうことはないが、けっこう近くまで寄ってくる。

PICT0115-1 こちらも埼玉ではお目にかかることの多くないヨシガモ。
このカモを羽田沼で多数見ることができた。

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2006年2月 7日 (火)

『12人の優しい日本人』 笑いの神髄

 面白かった。以前、映画化されたときにはその脚本を買って、その魅力を研究したほど好きだった作品。今回新しく加わったところ以外の台詞が今もほとんど頭に入っている。でも、面白い。
 キャストがかわっても、それでも面白い。これは脚本の力だ。
 知的な笑いに満ちている。関係性から生まれる笑いがそこにある。『スイングガールズ』のようないじめにおける笑いと同じ構造から生まれる、薄ら寒い笑いが存在していない。

 この作品が生まれた頃の三谷幸喜はよかった。この作品を頂点にして素敵な笑いをもたらす作品が生み出された。『12人の優しい日本人』のラストシーンの心地よさは何なのだろう。おかしくてあたたかい。12人の優しい日本人、その一人一人の不思議な優しさに涙が出そうになった。文句なしの傑作である。

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2006年2月 5日 (日)

『学力を育てる』(志水宏吉 著) 叱るのではなく怒る

 『学力を育てる』(志水宏吉 著 岩波新書)には「効果のある学校」=「人種や階層的背景による学力格差を克服している学校」の取り組みについての考察がなされている。そして「効果のある学校」の特徴として「教師がよく怒る」ということが書かれている(それと同時に「教師がよくほめる」ことも書かれている)。

 著者は「効果のある学校」の先生の、「『叱る』ではなく、うちでは『怒る』んです」という言葉を紹介している。最近は生徒が「先生、怒ってはいけないんです、叱らなければならないんです」などと怒る先生を諭すことがあるという。
 確かに憎しみが子供に向けられ、感情的に怒ることがよいことであるはずがない。しかし、子供は叱ることで伝えたいことが伝わるわけではない。人間としてやってはいけないことをしたときは、言葉で言って聞かせるだけでなく、その行為に対して怒っているということを示すことも時として必要だ。

 「子供を大切にすること」と「子供を怒ること」を対立概念としてではなく、同じ方向性として捉えた点に共感する。

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2006年2月 3日 (金)

『学力を育てる』(志水宏吉 著) 太陽であると同時に大地である教師

 『学力を育てる』(志水宏吉 著 岩波新書)を読了した。多くの教師が読むべき本だと感じた。

 著者は学力の3つの要素を「学力の樹」というイメージを使って説明する。葉が「知識、理解、技能」、幹が「思考力、判断力、表現力、論理構成力」、根が「関心、意欲、態度」。そして「三つの学力が文字通り一体となって、ひとつの学力の樹を形づくっている」ことを説明していく。「学力の樹」は、学力とは何かをイメージする上で大変有効である。

 教師は「太陽」とも「大地」ともなりうる存在である。「太陽」となって強い指導力を発揮し、子どもたちにさまざまな知識や技能を伝えることをしなければならない。それは「指導」という働きかけである。また「大地」となって、彼らと信頼関係を築き、彼らにチャレンジさせたりすることを通して、彼らの根っこや幹や枝を太らせようとしなければならない。それは「支援」である。

 「教師は指導でなくて、支援をしなければならない」というような主張をする人が犯している間違いは、指導と支援を対立概念と捉えていることである。そして、そのような主張をする人たちが学力の樹を痩せさせている。志水氏が主張するように「指導」と「支援」は、どちらが重要というような対立物ではなく、相補的であるべきものである。

 私が尊敬する大村はま先生が取り組んできたことが、志水氏が主張する「学力の樹」を育む教育なのだと感じた。葉と幹と根のどれが大切というのではなく、どれも大切にしていく姿勢。私は英語教育において、その有効な手だてをもう一度考え直してみたいと思う。

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