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2006年1月 4日 (水)

青空

一ヶ月ちょっと前のブログに新作の題名は『Love』となるだろうと書いた。しかし、そうはならなかった。新作の題名は『青空』。今日最終稿を書き上げた。

話は教室の中だけで進行していく。この物語の中で重要な位置を占めるのが戦前に人気が出て、戦時中に聞くことを禁止された『私の青空』(原題『My Blue Heaven)。井上ひさしが戦争を扱った戯曲『きらめく星座』のラストに使った曲である(女優がラストでそれを歌った)。私はクロスビーが歌う『私の青空』を使用する。『私の青空』という題名にも惹かれたのだが、NHKのドラマで同名のものがあることを知り、『青空』というシンプルな題名でいくことにした。

さて、この脚本、どんなふうに説明したらよいだろう。

『青空』は太平洋戦争を扱ったドラマだが、登場人物は現代の中学生である。
『青空』は太平洋戦争を扱ったドラマだが、それ以上に現代のドラマでもある。

題名は『青空』だが、劇の第一部は大雨、第二部は暴風雨と天気が青空になることはない。

私はこのドラマで過去にタイムスリップはしないが、まるでタイムスリップをしたような不思議な感覚をもたらす世界を創り上げようと試みた。

全体構成は次の通り。

題名『青空』

第一部       大雨洪水警報
①大雨
②警報

第二部       暴風雨洪水警報
①暴風雨
②神風
③落雷
④停電
⑤青空

第二部のラストはずっと停電の状態で劇が進むという、中学生の演劇としてはかわった部類に入るであろう劇である。戦争反対を声高で訴えるドラマではない。これは戦争の時代を生きぬいた若者と、現代の若者どちらにも共通する魅力を描いたドラマである。手応えは感じている。

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