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2005年11月23日 (水)

『LOVE』 ナット・キング・コールの歌と創作

昨日と今日の2日間で『LOVE(歌・ナット・キング・コール)を100回以上聴いたと思う。昨日は片道2時間の交通不便な場所への出張だったので、その往復の4時間、ずっと車の中でこの曲を聴き続けた。そして、今日はこの曲を聴きながら新しい脚本に取り組んだ。私の創造力は以前から音楽と密接な繋がりを持ち、その創造力は音楽によって何倍・何十倍も高められる。
 缶コーヒー・BOSSのコマーシャルや『スイング・ガールズ』のエンディング・テーマで使われたことで再び脚光を浴びているこの曲は、来月、我が演劇部が上演する劇で重要な役割を果たすことになるだろう。
 次の劇にこの曲を使おうと決めたのは、我が校の文化祭で吹奏楽部がこの曲を演奏したとき。曲を聞きながら、頭の片隅で物語が動き出すのを感じた。次の作品のライトモチーフは戦争であるから、『LOVE』のような明るく愛を歌った歌は本来なら全く劇と相容れることなどないはずなのだが、私の頭の中では仲良く手をつないでいる。
その手のつなぎ方はスタンリー・キューブリックや黒澤明が愛用したコントラプンクト(対位法…キューブリックの『博士の異常な愛情』でのラストの水爆投下という状況で流れる「また会いましょう」、黒澤明の『野良犬』の刑事と犯人の対決シーンで流れるのどかなピアノの響きなど)のようなシーンと正反対のイメージを持った曲を使うことによってシーンを浮かび上がらせる手法とは少し違ったものになるだろう。私が今描いている物語は現代を舞台にしているので戦闘場面で『LOVE』が流れるなどということはない。

劇の中で『LOVE』は最低2回使われる。劇のタイトルは『LOVE』となるだろう。そして、それはそのタイトルトルからはあまり連想されないであろう戦争の話であり、現代の中学3年生の話であり、現代の老人の話でもある(ただし役者が老人を演じたりはしない)。そして、それは戦後60周年となる平成17年の暴風雨洪水警報が出されたある日の私立女子中学校の文化祭前日を描いた話である。脚本完成に向けてラストスパートに入った。

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