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2005年10月15日 (土)

『映像詩 里山~命めぐる水辺』 しずくの中の世界

NHKスペシャル『映像詩 里山~命めぐる水辺』をみた。テレビ番組の国際コンクールの中でも権威があるといわれている「イタリア賞」をはじめ数々の賞を受賞した作品だ。
素晴らしかった。蛙の目に映る花火、雫の中に映し出される里山の風景に大江健三郎が少年時代書いた詩を思い浮かべた。

雨のしずくに
景色が映っている
しずくのなかに
別の世界がある

単に自然の美しさを描いただけではない、その描き方の素晴らしさ。この作品は極上の芸術である。このような作品に触れると「どんな芸術も自然の素晴らしさには勝てない」などという言葉が嘘であるという確信が持てる。自然と人間・人工は対立概念ではない。自然が創り出す芸術は素晴らしい。しかし、人間が創り出した芸術もそれに負けず劣らず素晴らしいものだ。私はどちらの芸術も愛している。

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» [TV]映像詩 里山 [justa日key -[:title]]
最高.雑多な深夜番組の中に栄える映像美.いわゆる日本の原風景.いまにも草木の匂い,土の匂いが感じられそうだった.最初から見てればよかった. 帰りたい.チャリンコ駆けずりまわりたい.... [続きを読む]

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