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2005年10月16日 (日)

『西の魔女が死んだ』 キュウリグサ~さりげない自然への愛~

PICT0062_edited 『西の魔女が死んだ』(梨木香歩 作)という小説は生命を扱った素敵な物語だった。シジュウカラ、エナガ、コガラ、ホトトギス、ホオノキ、クサノオウ、カヤツリグサたくさんの生き物の名前が登場する。その生き物がどんな生き物か知らなくてもこの小説を楽しむことはできる、しかしその生き物の名前が映像として浮かぶとき、この物語は更に面白いものになる。

主人公の少女はサンルームの床のれんがの隅に生えている小さな雑草に興味を持つ。そしてそのワスレナグサを小さくしたような青い花にヒメワスレナグサという名前を付ける。素敵な名前だ。この花の正式名がキュウリグサであることは最後で提示されるが、この物語に心を動かされた人はこのキュウリグサは知っておく必要がある。もむとキュウリのような匂いがするというキュウリグサ(試してみたが、そういわれればキュウリの匂いという気もする、その程度の匂いだと私は感じている)、私の好きな花の一つでもある。都会、田舎に関わらず日本中の平地のどこでも見ることができる花だが、とても小さいのでこの花に目を止める人はほとんどいない。
※写真 キュウリグサ(2005.5 自宅周辺で撮影)

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